河川の水位が上昇した時に100m先で回転灯を回転するシステムは？

リレー接点監視無線自動通報装置への質問と回答

河川での増水を想定していますが、ある程度の水位まで河川が増水した場合、既存の水位計からおおよそ100ｍ離れた公民館や事務所などでパトランプが回せないかのご相談です。

回転灯の設置場所には電源がありません。
さらに携帯電話への自動連絡もできるでしょうか？

（以下　ご質問への回答）

以下のシステムの応用型でしたら対応可能ではないかと存じます。

接点信号監視タイプの特定小電力無線システムで検討をさせていただきました。
水位計の警報機から接点信号を拾って、長距離電波を使って離れた公民館や事務所に特定小電力無線で自動通報します。

既設の水位計-水位の異常発報時に接点信号(無電圧A接点信号）の出力端子が必要です。
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接点信号出力端子をケーブルで本製品の特定小電力無線送信機と有線接続します。
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特定小電力無線送信機
防雨ケース収納
電源はAC100V、もしくはソーラー方式
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特定小電力無線　１００～３００ｍ先まで無線送信
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ソーラー電源式特定小電力無線受信機
充電回路と大型バッテリ内蔵。発電した電力は一旦バッテリに蓄電されます。
ソーラー電源で発電し、バッテリに蓄電された電力で回転灯を回します。
※ソーラーを使いますと回転灯はDC12V仕様となります。

携帯電話への通報ですが、受信機の中に以下のシステムを組み込みます（もしくは別ケースで接続）と、ショートメールによる担当者への自動通報は可能となります。

接点信号監視ショートメール自動通報装置
接点信号(無電圧接点信号)がメール通報機の入力されると、ショートメール(SMS)を使って予め登録された管理担当者の携帯電話へ自動的に緊急連絡を行います。

（リレー接点監視無線自動通報装置の動作イメージ図）

接点信号監視用の遠隔送信機
各種設備や警報盤の接点信号を監視します。接続されている設備や警報盤から送信機内部の端子台に無電圧a接点信号が入力されると受信機へ向けて電波で自動通報します。

無電圧a接点
普段は開放している接点で、外からの指示が入ると閉じる接点です。有線接続-接点信号の取り出し口と無線送信機の端子台を信号ケーブルで接続します。
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特定小電力無線　通信距離100～150m
中継機を使って電波が届く範囲を広げることができます。
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遠隔受信機
遠隔送信機からの電波を受信すると内部端子より接点信号出力を行います。
受信機は、回転灯や警報ブザーを作動させる仕様で製作する事も出来ます。

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リレー接点監視無線自動通報装置（特定小電力無線接点信号伝送システム）

各種設備や警報盤から接点信号(無電圧a接点信号)を受けて、電波で離れた場所の受信機に伝送し、受信機から接点信号出力を行ったり、自動的に警告ブザーや様々な機種の回転灯を作動させて離れた場所に、送信機側の接点信号異常を知らせる事ができます。

各種警報機の２４時間異常無人監視、工場内の作業機械などの設備の運営効率アップ、無人化、省力化、生産性向上、無駄ロスを排除、ミスの防止と迅速なトラブル対応にお役に立てます。

送信機～受信機までは長距離無線でやりとりしますので、自由に機器のエリアを設定できます。通信距離は平均１００～３００ｍ。

送受信機とも通信環境を向上させる独立送受信アンテナが標準で付属しています。
さらに中継器を配置して通信距離を伸ばすことも可能です。

送信機と受信機に付属の独立アンテナ

送信機、受信機は屋外設置可能な防雨ケースに収納したり、電源をソーラー電源に変更する事も可能です。受注生産品。ご希望の仕様の御相談を承ります。

途中に中継機を入れたイメージ図。建物や壁など障害物を迂回して接点信号が出力されたことを受信機に知らせます。
建物と建物の間に中継機を設置して障害物を避けるように通信する事ができます。