工事現場の足場で使用する無線パトランプ警告装置はないですか？

構内用携帯型無線式緊急通報システムへのご質問と回答

現場条件
工事現場の上空約10～20mに足場を設置。足場の底面および側面は板張り（アルミ縞鋼板）

使用方法
下の監視員や警備員が携帯する無線式スイッチにより、作業員の呼び出しや緊急時の連絡のため、上の足場に設置した回転灯を点灯させる。回転灯は工事の進捗状況で移動する。
電源AC100Vは足場までひかれている。作業場場所を移動しながら使用したい。

上のような条件で緊急無線通報システムは使用できるでしょうか。

（以下　ご質問への回答）

以下のような機器で検討をさせていただきました。

１．携帯送信機
押しボタン式携帯緊急無線送信機-防雨ケース仕様
ロック式押しボタン。
押すと５ミリ程引っ込んだ状態でロックされます。少し回して引っぱり上げるとボタンはリセットされます。
押されている間、電波は送信状態が続きます。
押しボタン式携帯緊急無線送信機-防雨ケース仕様

そのほかに携帯電話サイズのスライドスイッチ発信機もあります。

２．無線受信機＋回転灯
回転灯を駆動する無線受信機は以下のようなイメージとなります。
作業中に移動しながらご利用いただけます。
電源AC100V
移動しながら利用できる無線受信機＋回転灯

製作例－屋内用、電源AC100V、持ち運び用取っ手付き。
移動しながら利用できる特定小電力無線受信機＋回転灯

受信機ケースはプラスチック製の防雨ケースを予定しております。
受信機からは電源ケーブルと、外部受信アンテナユニットを繋ぐケーブルが出ます。
外部受信アンテナユニットは押しボタン式送信機の電波を受信しやすい位置に置いて下さい。
外部受信アンテナユニットの土台は磁石入りです。
外部受信アンテナは、受信機の土台のケースに接着することもできます。

外部受信アンテナユニットの土台は直径約５センチ。磁石が内蔵されていますので、鉄板などに接着できます。下の監視員の持つ押しボタン式携帯緊急無線送信機の電波を受信しやすい位置に接着固定します。
アンテナは縦方向にして固定すると感度が上がります。横方向に倒すと感度が下がります。

(動作)
押しボタン式携帯緊急無線送信機のボタンを押すと電波が発信されます。
↓
電波を受信した受信機は回転灯を駆動します。
↓
送信機のボタンをリセットすると電波送信が停止します。
↓
受信機側の回転灯も停止します。
※受信機側に回転灯停止ボタンをつけることもできます。

ご注意
本システムは横方向には電波がよく飛びますが、上下関係になると電波が弱くなる場合がございます。

足場に電源の無い場合は、充電バッテリ駆動のパトランプ警告装置(受信機)もございます。
充電バッテリ式特定小電力無線受信機

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構内用携帯型無線緊急通報システム(電池式携帯無線送信機＋パトランプによる警告）

持ち歩きできる携帯電話サイズの小型電波発信機(スイッチ)で離れた事務所や警備室へ緊急事態発生を連絡します。業務連絡にもご利用いただけます。

小型携帯発信機のピンスイッチを抜くだけで警報が作動、受信機に向けて直接電波で通報を行います。
携帯発信機からの電波を受けた受信機は接点信号のオンオフ、回転灯やパトランプの作動を行います。

移動式特定小電力無線送受信機。通信距離１００～３００ｍ。

ピン引き抜きスイッチの他に押しボタン式の電波発信機もご利用いただけます。